20210821_131230-2.jpg

裏景 ​Japanese only blog

​永吉景 在イタリア・エッセイ集

これは、人生の半分をイタリアで生活していた作家が書き留めていた、個人的な記録であり随筆集である。 

 

同様に作品の解説、裏話も掲載する。もはや編集する時間が無いため、ざっくばらんに羅列した。
 

 

作家は長年イタリアに住んでいるため正確な日本語に支障がありますが、ご了承ください。

レポルタージュ

眼が痛い。今日見た「IL SALE DELLA TERRA」というドキュメンタリ ーは写真家セバスチャン・サルガドのプロジェクト「Genesi」を含む写真家として の半生とその仕事の深さを見せつけてくれたが、その一枚一枚の写真に込められた彼の、...

フォトレポルタージュについて

フォトレポルタージュについて 今日 日本では「フォトレポルタージュ」についてどのくらいの人が認識しているのだろ うか。どちらかというとドキュメンタリーフォトとか報道写真などいう言葉で言い表され ているかもしれないが、実際にその定義は深くヨーロッパ人ならたいてい誰でも知ってい...

もし寺山修司が書いていたように

もし寺山修司が書いていたように「芸術の歴史の大半が、道徳との戦いだった」のだと仮定すれ ば、今から私がやろうとしていることは今まで写真でやってきた倫理と道徳 人道的なものから 全く正反対の、いや、もしくはかけ離れたものになるのではないかと思われます。...

真紅の薔薇

12 月 25 日、ちょうど 12 時 30 分をまわったところだ。 イタリア中の食卓が一年のうちで最も贅沢に賑わうこの瞬間に、ミラはラジオをつけた。戦後の 貧しい時代、一年に一度のナターレ(クリスマス)に子供たちに美味しいものを食べさせようと、...

レポルタージュについて

2007-2011 覚え書き 眼が痛い。今日見た「IL SALE DELLA TERRA」という展覧会は写真家セバスチャン・サルガドのプロジェクト「Genesi」を含む写真家としての半生とその仕事の深さを見せつけてくれたが、その一枚一枚の写真に込められた彼の、人間としての問...

勝手に個人的映画評論 (ほぼ感想) 2005年度 

「Crash-Contatto Fisico」 2004 USA  Paul Haggis *Contatto fisico(身体的接触)という帯がわざわざ付いているのは、LAは車社会なので人々は身体的接触を持つことが非常に少ない ことに由来しているそうだ。...

私は柿が嫌いだった。  実家の庭には柿の木があり、祖父の代から2年に一度実が生った。今年は不思議とその収穫の年であった。 今は弟夫婦が住まうその家に、施設に入るまで父が過ごしていた六畳間の和室がある。身体が不自由になった父は、その窓から庭を眺め季節を感じることで癒されてい...

田中一光先生の記憶

私は多摩美術大学の染色デザインという特殊な学科にて、泡辻博先生がいたお陰で、伝統工芸としての染色や、プロダクト、製品としてのパターンデザインだけではなく、グラフィックデザイン、建築、空間デザイン、ファッション、現代美術など、あらゆるジャンルに眼を向けた自由な空気の中で、自分...

1
2