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裏景 ​Japanese only blog

​永吉景 在イタリア・エッセイ集

これは、人生の半分をイタリアで生活していた作家が書き留めていた、個人的な記録であり随筆集である。 

 

同様に作品の解説、裏話も掲載する。もはや編集する時間が無いため、ざっくばらんに羅列した。
 

 

作家は長年イタリアに住んでいるため正確な日本語に支障がありますが、ご了承ください。

勝手に個人的映画評論 (ほぼ感想) 2005年度 

「Crash-Contatto Fisico」 2004 USA  Paul Haggis *Contatto fisico(身体的接触)という帯がわざわざ付いているのは、LAは車社会なので人々は身体的接触を持つことが非常に少ない ことに由来しているそうだ。...

私は柿が嫌いだった。  実家の庭には柿の木があり、祖父の代から2年に一度実が生った。今年は不思議とその収穫の年であった。 今は弟夫婦が住まうその家に、施設に入るまで父が過ごしていた六畳間の和室がある。身体が不自由になった父は、その窓から庭を眺め季節を感じることで癒されてい...

田中一光先生の記憶

私は多摩美術大学の染色デザインという特殊な学科にて、泡辻博先生がいたお陰で、伝統工芸としての染色や、プロダクト、製品としてのパターンデザインだけではなく、グラフィックデザイン、建築、空間デザイン、ファッション、現代美術など、あらゆるジャンルに眼を向けた自由な空気の中で、自分...

ジャン・ジュネについて

私は 彼のことをすっかり忘れていた。 15歳で少年院から脱走し、乞食、泥棒、男娼をしながらヨーロッパ各地を放浪し、刑務所を転々としていた彼は、そのほとんどの作品を刑務所内で書いている。彼の語りを反芻するたびに、その細部を観察する視線や信じがたい比喩の使い方、その大胆で繊細な...

イタリアが創ってくれた 私

イタリアにいることについて。 わたしは日本で生まれたが、それは私が選択したことではない。 しかしイタリアに来たのはわたしの選択だった。 とは言え、もともと移住する場所がイタリアでなければいけない理由など、私には無かった。当時ヨーロッパへのあこがれはあったが、ある意味でフラン...

ミラノで安くていいアパートを探す方法

Metodo per cercare un buon appartamento a Milano この不景気風の吹くミラノで、外国人がイタリア人を相手に限られた時間とお金を使って、いかに安くていいアパートを見つけ、交渉し、契約にこぎ付け引越しにまで至るか。その方法はレポート...

今日は4日金曜日。今週は最近やっている仕事、倉庫からの呼び出しはなかった。5日には家賃として600€振り込まなければならないが、銀行には604€しか残っていない。追い討ちをかけるように50€のガス代請求書が来た。電気代のそれと併せると計3通の請求書トータル180€ほどの滞納...

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